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2012年8月

2012年8月30日 (木)

spec ops the line「スペックオプス・ザ・ライン」 感想と考察・砂嵐の奥にて

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「スペックオプス・ザ・ライン」のレビューはmk2にも投稿させていただきました

 この作品は実際に触れてみると、このブログでも例によって触れたけれど製作者のコンセプトにて言われていた「闇の奥」「地獄の黙示録」をベースにしているということの印象よりも、初期からのリアルタイム3Dレンダリングによるアクションアドベンチャーがその処理能力のレベルにより、必然とモチーフにしてきた表現方法と、そこから導き出された物語、という実感が強い。つまり、「spec ops:the line」は映像・空間的に「サイレントヒル」「ICO」、近い時代なら「バイオショック」などの直系に連なるものだと思う。

 それは何か?ある時は「霧」ある時は「闇」ある時は「深海」などなどに包まれたゲームデザインのことであり、視界が遮られ手さぐりになりながら手がかりを探るなかで、そのうちに現実感さえも曖昧になっていく場であることだ。

 そして「spec ops:the line」とは「砂嵐」に包まれた中での旅ゆえに、コンラッドの小説やコッポラの映画を原作としているという意味を解釈したうえで乗り越えた、かつてのゲームのリアルタイム3Dレンダリングから逆算されただろう「正気と狂気、現実と幻想が曖昧になる場所」を描いたゲームの直系なのである。

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