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2012年2月

2012年2月14日 (火)

コンラッド「闇の奥」はシェイクスピア演劇のように普遍的か?「spec:ops the line」展望

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 「バイオハザード4」「ギアーズオブウォー」などはじめ現代TPSのシステムや構造がかなり洗練されてきた段階に入ると、そろそろそのシステムより導き出される最良の物語や舞台、表現なんかが追求されたものが出てくる段階に入っていると思われ、「シャドウオブザダムド」はTPSでカフカの「城」をやろうとして上手く作り切れなかったと見るけれど、 次に成功するか失敗するか未知数の期待があるのが「spec:ops the line」だ。

 本作は急速な経済成長を遂げた中東における貿易・商業の最大の中心地ドバイを舞台に、ベトナム戦争の時代を独自解釈した映画「地獄の黙示録」、さらにその原作であるコンラッドの「闇の奥」をベースに置いているというもので、現代TPSのストーリーテリングはいかにその物語性を発揮するのだろうか?

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2012年2月 3日 (金)

デウス・エクスの近未来世界・「Deus Ex: Human Revolution」感想 考察

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 デウスエクスはmk2にレビューを投稿させて頂きました

 ブレード・ランナーの近未来世界から幾十年、それからAKIRAや攻殻など多数のフォロワーが現れ、それぞれ追求するテーマは未来の憂鬱な光景の実現からシリアスなテクノロジー論まで多岐に渡るが、オレ個人としては前のエントリでも書いたけどビデオゲームの中で実現される、CGで構築された近未来光景がもっとも思索に富むのだ。

 小島秀夫のスナッチャーから初代プレステのファイナルファンタジー7・クーロンズゲート、そしてバイオショックなどに繋がる、デウスエクスから紐解くブレードランナーの遺伝子、近未来光景としてのビデオゲーム、場合によっちゃ「今現在の世界の基調は80年代が成立させたのでは?」というアクロバティックな仮説も含むエントリ。

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